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「進撃の阪神巨人 ロックコンサート」で奇跡の競演


観客とビートルズの名曲を歌い、満員の会場から大歓声で見送られる(左からミッキー・トーマス、ボビー・キンボール、ジョー・リン・ターナー、深見東州、スティーブ・オウジェリー)

 9月26日に日本武道館で行われた「進撃の阪神巨人ロックコンサート」には、80〜90年代の音楽シーンを席巻した伝説のロックスターが集結。超満員の観客は、一夜限りの“ロックの祭典”に酔いしれた。

 ロック界の歴史に残る一夜の幕開けを飾ったのは、この日の仕掛け人でもある深見東州(63)。AKB48の「ヘビーローテーション」や石川さゆりの「天城越え」など、集まった老若男女誰もがなじみのあるナンバーを熱唱した。

 映画「アナと雪の女王」の主題歌「ありのままで」では、「版権がクリアできなかったので作っちゃいました」(深見)と自らセットを用意。アナ雪のワンシーンを再現する能楽師の顔も持つ深見ならではのこだわりも見せた。

 深見のステージが終わると、興奮冷めやらぬ武道館に登場したのは、「TOTO」のボビー・キンボール。「ガンバリマース、トーキョー!」と絶叫すると、自らキーボードを弾きながら、「Rosanna」「Africa」といった「TOTO」全盛期の名曲を披露。「TOTO」解散から6年たったブランクを感じさせない圧巻の声量で歌い上げた。

 続いてステージに上がったのは、「スターシップ」のミッキー・トーマス。変わらぬハイトーンボイスで歌う「We Built This City(シスコはロックシティ)」や「Nothing‘s Gonna Stop Us Now」に客席には涙する人もいた。

 ここまででもチケット代をはるかに上回るステージだが、ロックの祭典はまだまだ終わらない。「ジャーニー」の第2次全盛期を担ったスティーブ・オウジェリーは、日本人なら1度は耳にしたことのある曲で会場を魅了する。「Any Way You Want It」は情報番組のテーマソング、「OPEN ARMS」は映画「海猿」の主題歌に使われたことでも記憶に新しい。なじみの曲を一緒に歌う観衆にスティーブも興奮した様子で、「トーキョー!」を連呼していた。

 大トリを務めたのは、伝説のバンド「ディープ・パープル」や「レインボー」をボーカルとして率いたジョー・リン・ターナー。こちらもCMソングとして、日本人が聞きなれている「Burn」「Highway Star」などを披露した。最後の曲となった「Smoke on the Water」では、誰もが知る名曲に武道館のボルテージは最高潮。夢の終わりを惜しむファンからの大歓声が送られた。

 ターナーのステージで幕を閉じたかと思われたが、歴史的瞬間はこの後に訪れた。深見が姿を現すとロックスターを次々と呼び込み、この日初めて5人でステージ上に立つサプライズ。グランドフィナーレとして、ビートルズの「Please Please Me」「Hey Jude」を全員で歌う豪華競演が実現した。もちろん観衆もこの奇跡に黙ってみているはずもなく、5人の歌声をかき消すような「ラララ〜ヘイジュード」の大合唱が続いた。最後はタイトルにちなんで、甲子園球場の名物を思わせる観客席からの“ジェット風船”で惜しまれながらエンディングを迎えた。

 一夜限りの伝説的ライブを演出した深見。日本が誇るエンターテイナーは、次はどんな夢を見せてくれるのだろう。

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