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“球界の番長”清原氏の出演番組「放送見送り」


窮地に追い込まれた清原氏

“番長”がテレビ界から追放される!?「週刊文春」で薬物疑惑を報じられた清原和博氏(46)が出演したテレビ番組の放送が見送られていたことが本紙の調べでわかった。問題の番組はテレビ朝日系のバラエティーで、本来は10日に放送されるはずだった。清原氏は薬物疑惑を完全否定しているが、同局は「完全にシロとは言えない」と判断したようだ。これを機に今後、清原氏の起用を見送る局が続出することが予想され、多くのファンに支持される球界の番長が、最大のピンチに立たされそうだ。

 清原氏が出演していた番組は、その名も「私はこれでキレました」。

 まさに薬物疑惑を報じた文春にブチ切れた清原氏の心境そのものと言えそうだが、イメージダウンは予想以上に深刻だ。

 収録があったのは3月2日で、実に6時間半に及んだ。芸能プロ関係者によると「スタッフからは2時間超の特番で4月と5月の2回に分けて放送する予定と聞きました。清原さんが出演していたのはその1回目の方。それが放送見送りになったのです」。

 背景にあるのは、文春が報じた一連の薬物疑惑なのは明白だ。先月上旬、同誌は薬物依存の治療のため清原氏が都内の病院に緊急入院していたと報道。このほか、錯乱状態の清原氏が刃物を持って妻の亜希さんを追い掛け回した話や、直撃した文春記者の腕をひねり上げICレコーダーを破壊したなどと報じた。

 これに対して清原氏は、入院は糖尿病治療のためと反論。その後も同誌がアンフェタミン系興奮剤「グリーニー」を現役時代から使用していたと“追撃”したことから、清原氏は文春に対し、2億5000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こすと“宣言”もしていた。

 そんな直後の放送見送りが意味するものとは何か。

 テレ朝関係者は「薬物報道が出てから、番組スタッフは上層部と対応を協議していた。清原氏の疑惑が完全にシロと言えない現状では、もしものことも考え『放送を見送ることが賢明』と判断した。暴行されたとする文春記者に訴えられれば、清原さんは一転して被告となる。暴力絡みの話は、テレビ局が最も嫌うところ。様々なリスクを複合的に判断したのだろう」と語る。

 番組収録では清原氏から際どい発言も飛び出したという。別の番組のスタッフは「話が脱線した清原さんが、ある野球関係者について『あいつのバックは○○○やで!』と失言してしまったんです。これには司会の今田耕司さんや“後輩”の元巨人・元木大介さんも顔面蒼白。とてもオンエアでは使えません」と明かす。

 こうした爆弾発言も踏まえての見送り決定だったのかもしれない。番組はこのまま“お蔵入り”する可能性もあるという。

 その一方で、清原氏に対して同情的な意見もある。文春との法廷闘争突入も放送見送りの理由の一つとなっているが、文芸春秋法務部は「清原氏側から訴状は届いていません」と、実はまだ“開戦”すらしていないのが現状だ。

「ともに腹を探り合っている状態で、このまま“なかったこと”になる可能性もある。にもかかわらずテレ朝が現時点で清原氏を敬遠するのは、やりすぎな印象も受ける」とはテレビ関係者。

 清原氏の出演シーンを除いた部分は5月11日に放送予定だという。本紙報道を受けて今後、清原氏の出演シーンを差し込む可能性もゼロではないが「現時点でテレ朝が清原氏を遠ざけていることは間違いない」と前出の同局関係者は言う。

 見送りはテレ朝だけの問題ではなくなることも十分考えられる。別のテレビ関係者は「今回テレ朝が“自主規制”をかけたことで、他局もその流れに追随する可能性は、かなり高い。もともと清原さんはギャラが高額なことでも有名ですしね」というのだ。

 テレ朝担当者は11日、見送りについて本紙に「放送予定が変わることはよくあること」と前置きした上で「編成に関わる話についてはお答えできません」とコメント。清原氏の所属事務所は「担当者が不在」とし、その後の折り返し連絡はなかった。

 ちなみに同番組に代わって放送されたのは「芸能人夫婦入れ替え旅~この春行きたい!京都&鎌倉&函館」。まさか番組自体が“入れ替わる”ことになるとは…。清原氏が一番ショックを受けているだろう。

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