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みのもんた計算ずくの自粛会見


会見後、報道陣に一礼し自宅に入るみの

 大御所司会者みのもんた(69)の次男が窃盗未遂容疑で逮捕された事件で13日、大きな動きがあった。警視庁が日本テレビ社員・御法川(みのりかわ)雄斗容疑者(31)の都内自宅を家宅捜索。父親みのは報道番組への出演自粛を書面で発表し、神奈川・鎌倉市の自宅前で記者会見を行った。みのは夏休み中で、当初は週明け16日に復帰予定だったが一転、謝罪と活動自粛をスピード会見した舞台裏では一体何が起きていたのか。

 警視庁は13日、他人のキャッシュカードを使いコンビニATMで現金を不正に引き出そうとした窃盗未遂の疑いで逮捕した御法川容疑者の東京・港区の自宅マンションを家宅捜索し、当日着ていた衣服などを押収したが、カードは見付からなかった。当人はいまだ容疑を否認、調書への署名も拒否しているという。

 一方、父親みのもついに動いた。この日午前中には、自身がキャスターを務めるTBSの報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」の出演自粛を発表。午後には鎌倉市の自宅前で、報道陣約70人に囲まれ会見を行った。疲れた表情で「大変ご迷惑をお掛けして、申し訳ありません」と頭を下げ、時折涙を拭うようなしぐさも見せた。

 自粛を決断したのは前日夜、昨年他界しまだ自宅の仏間にお骨を置いてある愛妻と“会話”したからだという。

「女房がいたら何て言うだろうな。『すぐに番組降りなさい、自粛しなさい』と言うだろうから」。さらに戦国武将・明智光秀の娘・細川ガラシャが詠んだ辞世の句の一節「花も花なれ人も人なれ」を引用し、「判断を間違うと、散る時を間違うと(いけない)ね。いい歌(句)ですよ。どういう生きざまを残さないといけないのかなと思いましたよ。僕は後悔していない」と言い切った。

 TBS関係者は「(出演自粛が)決まったのは本当に13日。現場はもちろん、局幹部も発表直前まで知らなかったようだ。前日は出演自粛なんて話になっていなかったのに、何があったのか…」と漏らした。というのも順調にいけば、みのは来月、TBS朝の情報番組最多出演記録を更新するはずだったからだ。

 実際に本人も「すぐそこまで記録が続いて、もしかしたら記録が生まれるかもしれないといった矢先ですからね。ギネス2回取った時の喜びもそうだし『今度の記録も』っていうのはありましたよ」と会見で明かし、継続出演を望んでいた。

 それが自粛せざるを得なくなってしまったのは、世論の反発が強かったことと、何より警察当局の怒りを鎮めるためだという。「TBSとしては、次男が書類送検や略式起訴ならば番組継続。公判請求となったら降板という流れになっている」と前出関係者。

 みのとしては、次男のため、自分のためにも、少しでも罪が軽くなってもらわなければならない。

「日本の治安を守る警察も信じたいが、否認を続ける息子の言い分も信じたい」とこの日語った裏には、愛息の処分の減軽を狙いたい気持ちが見え隠れする。

 事情を知る関係者は「出演自粛というのは、事件とは直接関係ない容疑者の父親が社会的制裁を受けたとなり、世論、当局へのアピールになります。次男は調書にサインしないなど態度が悪く、当局の心証は最悪。みの自身が矢面に立つことで、心証を良くしたいということ」とみる。

 同時に会見でみのが強調したのが、次男は既に成人しており、父親の自分の責任が問われるのはおかしいという点。

「私の責任の問題で、皆さんにお集まりいただくのならば何でもお答えできるんですが、家族とはいえ、もう30を過ぎた男、別の人格です。あれこれとやかく言う筋合いのものではないと、皆さんも分かると思います。30ヅラ下げて子供がいる男に親が責任を…って、日本だけじゃないですか?」

 確かにそれも一理あるが、キャスターという立場上、親の教育責任を問う声が視聴者から上がるのは避けられまい。ワイドショー関係者は、みのの“親の責任論”について「開き直りともとられかねない。ハッキリ言って失敗だったと思います」とバッサリ。
“火消し”に打って出たみのだが、果たしてこれは成功だったのか。

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