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【SKE10周年記念座談会(4)】停滞ムード吹き飛ばした小畑優奈のセンター大抜てき


左から熊崎晴香、小畑優奈、松村香織、北川愛乃

 10周年で盛り上るSKE48だが、ここまでずっと右肩上がりだったわけではない。3期生・松村香織(28)、6期生・熊崎晴香(21)、7期生・小畑優奈(16)、8期生・北川愛乃(17)による「10周年記念座談会」第4回ではSKEの低迷時期に言及。グループを覆っていた暗いムードを払拭したのは新センター・小畑の登場だった。

 ――2014年2月のナゴヤドームコンサートを成功させたSKEだが、その直後に行われた「AKBグループ大組閣」のころから少し停滞ムードが漂い始めた

 松村:ファンの人もナゴヤドームで少し燃え尽き症候群みたいになったんじゃないかな。また、AKBグループ大組閣で同期の(木崎)ゆりあがAKBに移籍したのは個人的にすごく残念でした。当時は(松井珠理奈と松井玲奈に次ぐ)SKEの3番手で、センターも狙えるところまできてたと思うから。

 熊崎:大組閣では(松井)玲奈さんも乃木坂46さんと兼任になりましたよね。大組閣でわたしは正規メンバーに昇格しました。でも先輩たちの移籍や兼任の話題がすごすぎて、私たち6期生の昇格が全くファンの方たちの印象に残らなかったのは悲しかったです。

 松村:15年8月に松井玲奈さんは卒業されたけど、そのちょっと前ぐらいからSKEはそれまでの勢いがなくなっていったような気がする。

 小畑:15年の3月にわたしたち7期生はSKEに合格したんですけど、その時期が(グループが)一番暗かったってよく言われますね。先輩たちもみんなどうしようという感じで。

 松村:ちょうどそのころは地上波のレギュラー番組もなくなっていたし、明るい話題もなかったからね。

 小畑:私がSKEを受けたのはおばあちゃんに勧められたからなんです。おばあちゃんが私を芸能界に入れたくていろいろなオーディションを受けて合格したのがSKEなんですけど、正直、それまではSKEのこと全然知らなかったんです。当然、勢いがあったといわれていたころのこともわからない。でも活動をやっているうちにSKEのことがどんどん好きになっていって…。だから停滞していたなんて思わなかったし、そのころはやらなきゃいけないことを一生懸命やるだけで精一杯でした。

 松村:15、16年がグループとして最も低迷していた時期だったかもしれない。でも17年4月に地上波で2年3か月ぶりの冠番組「SKE48 むすびのイチバン!」(東海テレビ)が始まったことは大きかったですね。テレビに出ると地元の人たちに顔を覚えてもらえる。だからこの番組が始まったことをメンバーみんながありがたいと感謝しています。

 熊崎:私もそのころから朝の情報番組「スイッチ!」(東海テレビ)に何度か出演させてもらう機会があったんですけど、番組をきっかけに地元の方に覚えてもらえるようになったんです。「スイッチの子だ」って。やっぱりテレビの力は大きいですね。

 ――17年7月に発売された21枚目のシングル「意外にマンゴー」では小畑さんが初選抜初センターに大抜てきされた

 松村:今までのSKEでは考えられないことでしたね。しかも(ファンの人たちから)叩かれないセンター! これはすごいことですよ。普通、誰がセンターになっても多かれ少なかれ批判は出るのにそれが全くなかった。これは本当にゆなな(小畑)の魅力だと思います。すんなり受け入れてもらえたのはすごいことですよ。

 小畑:「選抜おめでとう」と言われた後、「センターです」といわれてすごく戸惑ったんですけど、SKEが新しいことにチャレンジしようとしているんだと思いましたし、だからこそ今までとは違った感じで、自分がこのグループを盛り上げていけたらと思いました。

 松村:ちょうどゆなながセンターになったタイミングで「意外にマンゴー」のリリースイベントライブをTBSチャンネル(CS)で放送されている「SKE48 ZERO POSITION」さんの協力で名古屋と東京同時にやったのも大きかったですね。こういうメンバー全員参加のイベントがあるとグループ内の雰囲気も明るくなるんですよ。だんだんと地元でのお仕事も多くなって、最近はいろんなメンバーが様々なイベントに出演する機会が増えた。

 北川:SKEは本当に地元に愛されてるグループだと思います。

 松村:今は若いメンバーから上の方のメンバーまで地元でいろいろなお仕事ができるようになったから。この夏も東海地区でSKEの出演CM(「愛知トヨタ」「ラグーナ蒲郡」「和食麺処サガミ」「豚旨うま屋ラーメン」「アイア株式会社」の5社)が多く流れていたこともありがたいです。またクライアントさんがSKEのことを好きになってくれたりすることも多い。お仕事を通じてそういう方々とのつながりができるのはうれしいことですよね。

 熊崎:他の地元の企業さんとも新しい関係をつくれたらいいですね。SKEは10周年を本当にいい形で迎えられていると思うけれど、10周年が終わっても、この盛り上がりが続いてほしいです。そのためには今できることを精一杯やることが大切。またSKEを使いたいと思ってもらえるように。たくさんの方にSKEを愛してもらえるように。「SKEと仕事をすると楽しいな」ってもっともっと多くの人たちに思ってもらいたいです。

(続く)

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