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吉澤ひとみ容疑者「飲酒量」供述の謎


吉澤ひとみ容疑者

 元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ容疑者(33)が6日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑いで逮捕される衝撃が襲った中で先週末、元リーダー・中澤裕子(45)を始めとした、モー娘OGたちがそれぞれコメントを発表した。このタイミングでの発表には「被害者救済への思い」と「モー娘現役メンバーへの謝罪の気持ち」が込められており、中澤らOGたちは現役メンバーにできる償いの方法を模索中だという。

 吉澤容疑者は取り調べには素直に応じているというものの、その供述には大きな“疑問点”も指摘されている。

 現在、焦点が当たっているのは「飲酒量」と「飲酒をやめた時刻」だ。捜査関係者への取材によれば、吉澤容疑者は飲酒量について「缶酎ハイ3本」とし、時間については事故が起きた6日の「0時まで飲んで寝た」と話しているという。

 ただ、事故直後、警察官による呼気検査からは呼気1リットルあたり「0・58ミリグラム」のアルコール濃度が検出されている。飲酒運転と判定される基準濃度は1リットルあたり「0・15ミリグラム」で、これはビール中瓶1本や缶酎ハイ1本程度で軽く超える数値。個人差はあるが、この濃度が体内から消えるには「約3時間」必要とされている。缶酎ハイ3本を飲めば、およそ9時間で消える計算。事故は6日午前7時ごろに発生した。

 吉澤容疑者の供述通りなら、飲酒をやめて6~7時間経過しているはずで、まだ体内にアルコールが残っているものの、ビール中瓶4本ほどに相当する0・58ミリグラムという数値が検出されることは到底考えづらく、ウソの証言の可能性が浮上している。そのため、取り調べにはまだまだ時間がかかる見込みで、一緒に飲酒していたという夫への任意での事情聴取を含めて、警視庁は慎重な裏付け捜査を進めている。現在、吉澤容疑者は勾留中でその期限が過ぎれば、さらに10日間の延長も考えられる。

 芸能界の反応も一様に、吉澤容疑者を断罪する声が大きい。親交が深いお笑い芸人・明石家さんまも自身のラジオ番組「MBSヤングタウン土曜日」(関西ローカル)で「フォローのしようがない。飲酒、信号無視、ひき逃げでは」と突き放すしかなかった。

 そんな中でモー娘OGの中澤や保田圭、藤本美貴らが、ブログでコメントを発表。

 中澤は「この度、被害に遭われました皆様にお見舞い申し上げます。一日でも早く心身共に回復される事を望む思いです」と被害者に謝罪の意を表した。そして、吉澤容疑者には「本人の自覚の無さから起きた事だと思います」とし「擁護出来ることは何一つ御座いません。今後、どの様になるのか分かりませんが誠意ある姿勢で対応して欲しいと思います」と毅然とした姿勢を示した。

 さらにはファンや後輩メンバーたちに対しても謝罪。現在、モー娘は生誕20周年の節目の年として、様々な記念プロジェクトを進めている最中。中澤は「20周年という節目を現役で頑張ってくれている沢山の後輩達の足を引っ張る様な事が起きてしまい申し訳ない気持ちです。情けないです。これまで皆んなで繋いできた道のりを考えると悔しいです。悲しいです。本当に本当にごめんなさい」と謝罪した。

 ある芸能関係者は「20周年記念でOGたちもステージに立つ機会が多かった。特に中澤さんら、1期メンバーは今年の1月に名古屋の地で、結成メンバー5人が揃い、現役メンバーと共演を果たしたこともあり、改めて『モーニング娘。』という看板が続いている価値の大きさを実感していた」と明かす。

「それまでは仲たがいしていた時期もあったが、戻るステージがあったからこそ“雪解け”もできた。それだけに、そのステージをなくしかねない吉澤容疑者の事件は深いショックになっている。自分たちの仕事にも悪影響が出ているが、それでも『後輩たちにはステージを残してあげたい』と方法を考えているそうです」(前出芸能関係者)

 被害者への償いは吉澤容疑者が一生かけて行わなければならない。中澤たちOGは、現役メンバーやファンに対して、償いの道を探している。

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