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さんまに笑いの火をつけてしまった山根会長


明石家さんま

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】さまざまな不正疑惑が取り沙汰され、ワイドショーを騒がせた日本ボクシング連盟の山根明会長が8日、辞任を表明した。芸人たちは一歩引いた目で、山根会長の際立ったキャラクターに注目していた。

 爆笑問題の太田光は、自分の番組の冒頭で「すごいキャラが出てきましたね。サンジャポのレギュラーになるしかない男ですよ。(中略)釈明すんのかと思ったら、ことごとく正直に全部言っちゃうという。それがことごとくマズいことだという。新しいパターンの人ですね!」と興奮している。

 有吉弘行も驚きを隠せない。「すげぇな、あの人。『賭け麻雀はやってたんですか?』って聞かれて『それはもう、3~4回やったよ』って。『やった』って言うのもすごいけどな」。また「山根明会長、いや、本当になんて言うのかな、もう笑っちゃうね。ひどすぎてっていうか。ずっとああやってきた人だからしょうがないんだけど。あれ、マジでポケモンのTシャツでも着てればさ、めちゃめちゃ話変わってくると思うよ。そう、アンパンマンのやつとか」と、イジリはじめている。

 山根会長の言動は、明石家さんまに笑いの火をつけてしまった。

「近畿地方出身で頭おかしい人ナンバーワンに、よう僕を選んでくれるけども、今回、山根会長に抜かれましたんで。奈良出身(実際は大阪府出身)。山根会長が1位ですね。ここへきて、こう言うかって。すごい人だって、改めて。記者会見を大爆笑の渦に巻き込んだ。これは負けたって思って。『カンロ飴が大好き』って用意させる人、勝てるわけあらへん。やっぱり一発モンにはかなわないですね。面白い人っていっぱいいるから、改めてああいう人を見ると『アカン、俺、頑張らなアカン』って。刺激を受けるの」とさんまを前向きにさせてしまった。

 番組で山根会長をインタビューした極楽とんぼ・加藤浩次は、とっぴなキャラクターの源泉は信念にあるのではないかと推測する。

「善しあしは別にして言わせてもらうけど、論理的な人と、自分の信念だけで生きてる人。完全に自分の信念だけで生きてる人じゃない。会話って、成立しねぇんだなって思って。こっちも論理的に、こうしたらこうしよう!とか、この時はこうだ!ってシミュレーション、頭の中でしながら。でも、信念で来られるから。頭で家族とかに謝罪してるときに、『何してんだっけ?』って…」と、加藤は思わず自分を見失いそうになってしまった。

 TBSアナウンサーの安住紳一郎は、難しい人へのインタビューの仕方について触れている。

「自分が聞きたい質問からじゃなくて、その人が聞かれたい質問からまずぶつけて、気持ち良くなってもらってからの聞きたい質問じゃない? これインタビュアーの基本だもんね。こっちが聞きたい質問をいきなりやったってどうしようもないもんね。『奈良のボクシングはどうだったんですか?』みたいなことじゃなくて、まずは『良い時計ですね』とか言って気分良くさせてから、『革張りのイスなんですか?』みたいな話を聞くと、ダーッとくるわけじゃないですか。だから、まずは相手が気持ち良くなるような質問を2~3してからの、聞きたい質問とかね」と力説している。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。

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