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“紀州のドン・ファン”野崎氏は健康面で問題 杖を手放せずヨチヨチ歩き


野崎氏の自宅(右)で死亡当日、何があったのか

 ナゾめいた死を遂げた“紀州のドン・ファン”こと和歌山県田辺市の実業家・野崎幸助氏(享年77)は80歳を控えてなお「1日に3発」を公言するほどの精力自慢をしていたが、周囲から「見えっ張り」と評される性格の分を差し引くまでもなく、実際は健康面で大きな問題を抱えていたようだ。

 自伝の中でも告白しているように、高い頻度で人間ドックにかかるほど健康には気を使っていた。だが、確実に体力は低下の一途をたどっていた。「歩くときはつえを手放せず、ペンギンのようにヨチヨチ歩きだった。犬の散歩をするときも、(愛犬の)イブちゃんのほうが野崎さんを気遣うようにチラチラと確認しながらゆっくり歩いていたくらいです」(野崎氏の知人)

 また、視力低下も著しく、周囲には「両目が見えなくなってきた」と漏らしている。

 両親が眠っている菩提寺の関係者は、かつて野崎氏が元妻を連れてきたときの話を明かす。

「(新妻の)Sさんより前の奥さんを私らに紹介してくださったとき、がんだと告白されたんです。『僕はいつ死んでもおかしくないんですわ。がんの治療をしてて病院から来たところです。本当は病院は嫌いだけど、頑張って生きるんや。まだまだ死ねない』と話していた」

 このがんが体のどの部位に発生したかは不明だが、関係者は「訃報を聞いたときはがんの再発で亡くなったと思ったし、覚醒剤で命を縮めるなんて一番信じられない」と不可解そうな表情を浮かべる。

 地元では「ヤクザに撃たれたことがある」「金を貸していた相手に刺された」「強盗に刺された」などの話が多数存在する。体を酷使し過ぎたのだろうか。

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