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【連載8】加護亜依“セルフプロデュース”で一日6食64キロ大増量


確かに、あご周りに肉が!05年の加護

【加護亜依の笑うカゴには福来る!?:連載8】あえてデブる。タレントの加護亜依(30)が「モーニング娘。」時代に、ぽっちゃりしていたことを覚えているだろうか。MAX64キロまで膨れ上がる“デブ加護ちゃん”と化したが、これはグループでセンターに鎮座する安倍なつみ(36)、後藤真希(32)と差別化するためのセルフプロデュースだったという。

 振り付けの夏まゆみ先生(56)は厳しい方でした。2000年のモーニングのオーディションに合格して加入すると、先生にすぐに言われました。

「あなたたちがいなくても、モーニングは成り立つ。できなかったら辞めてもいい」

 この叱咤激励で何だか悔しくなりました。加入したばかりだったけど「“自分がいないとモーニングは成立しない”と言われるようになろう!」と心に決めました。

 ここからセルフプロデュースの開始です。

 連載第5回でもお話しした通り、オーディションでは茶髪に「プラダ持ってます」と豪語して生意気な感じでした。

 といっても、子供だから色気はない。頭は良くない。センターには、なっち(安倍)とごっちん(後藤)がいる。そのポジションに割って入ろうとは思わない。センターは一番大変。脇役のオイシイところを狙いたい(笑い)。そうだ!“国民の妹的存在”になろう――。キャラを作り始めました。

 まず、出身の関西弁をやめて標準語に。親しみやすいキャラになるべく、太ろうと思いました。丸いのはどこか親近感が湧きません?

 めっちゃ食べました。

 朝は、東京で同居していた祖母が作ってくれたホットケーキをペロリと食べて登校。早退して仕事に行く途中にコンビニで買った菓子パンをパクつき、仕事現場に着いたら出されるお弁当をモグモグ。年上のメンバーはダイエットをしていたり、自分で作って持参していたりで、お弁当は余ります。のん(辻希美=30)と一緒に「ヒマだね。食べよっか!」。差し入れもいただきました。

 ツアーでも、同行してくださるケータリングのおばちゃんのご飯がおいしくておいしくて。「今日は加護ちゃんが好きな○×を作ったよ」と言うものだから、喜んで食べました。

 規則正しくない生活で、かつ一日6食平らげました。中学3年生の時にMAX64キロを計上(笑い)。身長は148センチで「雪見だいふく」と呼ばれていました。

 衣装をフィッティング(採寸)しても、いざ着用する日になって入らないことがありました。マネジャーさんが頭を抱えながら物販の写真に「削る」と書き込んでいるので、「これ何ですか?」と聞くと「修正だよ」とジロリ。それでも事務所としては「やせなくてもいい」という判断で「こんなに太っているアイドルはいない」と面白がってくれました。

 周囲から「当時そんな太っていたっけ?」と聞かれることがありますが、そんな時期もあったのです。

 セルフプロデュース通りに増量できたのはいいですが、モーニングを卒業(04年)してからも体重はなかなか絞れませんでした。

 次回から、いろいろあった激動の時代のお話です(苦笑)。

※次回は6月2日掲載

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