演歌歌手・山内惠介(34)が26日、都内でコンサートツアー「山内惠介 熱唱ライブ2018 ~新たなる夢の扉へ~」をスタートさせた。

 今年で7年目となる山内本人プロデュースのコンサートツアーで、自身の曲だけでなく、「新御三家メドレー」として西城秀樹や郷ひろみのカバーなども披露。さらに観客の1人をステージに上げ、その場で女子アナ役をやってもらい、山内の最新ニュースを読むという「山内惠介ニュース・ステーション」という企画コーナーでは、山内のアドリブもあり、観客の爆笑を誘った。

 年内で51か所58公演を予定しているライブツアーで、山内は「これまでの初日のステージに比べれば出来がいいのは確かですが、まだ完成はしていない。ファイナルには完成度の高いものを見せたい」と話した。

 先月発売したシングル「さらせ冬の嵐」の歌唱時には、雪の結晶をあしらったステージ衣装で登場。「この歌が一番はまるのが年末だと思う。年末に出られるように頑張っていきたい」と2015年に初出場して以来、連続出場している紅白を目標にすると宣言した。

 さらに「この曲で雪を降らせたいですよね。紅白で雪といえば北島三郎さんの『風雪ながれ旅』。あの雪が舞い降りてくるのは歌い手としては夢。そういう演出をしてもらえるよう、今年の雪はオマエだ!と言ってもらえるように頑張りたい」と野望をちらつかせた。