北島三郎 近年の音楽界を「歌手になるのも辞めるのも簡単」と指摘

2017年09月25日 19時56分

五木ひろし(左)と北島三郎

 演歌歌手の北島三郎(80)、五木ひろし(69)らが25日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われた「日本作曲家協会創立60周年記念式典」に出席した。

 年末恒例の「日本レコード大賞」を主催する日本作曲家協会が今年、創立60周年を迎えたことを祝したパーティー。祝辞を述べるため登壇した北島は、近年の音楽界について「歌手になるのも簡単。辞めるのも簡単になった」と分析した。

 CDが売れない時代となり、各アーティストやレコード会社はユニークな試みやイベントで楽曲を売り出すマーケティングが主流になっており「その後に歌を聞いてもらっている」と続けた。

 ただ“御大”はそれを憂うのではなく「世の流れ」と捉えている。「若い人たちの歌がどんどん盛り上がっていけばうれしく思う」と若い世代のアーティストを激励した。

 同会第4代会長で今年2月に死去した作曲家・船村徹さん(享年84)については「いいお師匠さんと出会えたことは誇りに思う」と改めて追悼。何万回歌っても飽きない。名人芸」と表現した。

 五木は、今年7月に死去した作曲家・平尾昌晃さん(享年79)に対し「育ての親。このパーティーにいらっしゃらないのは寂しい」とポツリ。「生きている限り、しっかり歌うことがご恩返し」と誓った。

 式典には500人が出席した。