演歌歌手・北山たけし(43)が19日、東京・港区のラーメン店「味の時計台新橋店」で、新曲「アカシアの街で」の発売記念イベントを行った。

「アカシアの街で」は、札幌を舞台にしたご当地ソング。忘れられない女性をアカシアの花に例えており「前作の『霧笛の酒場』に続いて、ムード歌謡に挑戦しています」。そう話す北山は「ラーメン大好き」といい、シングルの発売記念として、札幌ラーメンの老舗店で特製ラーメンを開発した。

 チャーシューへの刻印や湯切り、盛り付けまでこなして作り上げたラーメンは「36」にこだわった。札幌市のすすきの交差点などを国道36号が走っていること、師匠・北島三郎(80)の名前「サブロー(36)」の意味が込められており、同店でシングル発売日の20日から3日間限定で、36食を360円で販売する。

 北山は「チャーシューの枚数を増やしてもらったり、お願いしてホタテも乗せてもらった、ぜいたくなラーメンです。無理を聞いてもらった分、曲をヒットさせないといけない」と気を引き締めた。