「不惑」氷川きよし 演歌超えたジャンルも進出へ

2017年09月06日 14時30分

不惑となる氷川

 演歌歌手・氷川きよし(40)が5日、都内でシングル「男の絶唱」のカップリングを替えた新バージョンを発売し、記念イベントを行った。

 3月に発売した「男の絶唱」は、半年で10万枚突破の大ヒット中。6日に40歳の誕生日を迎えることで、集まった2000人のファンから「おめでとう」コールを受けた氷川は「感謝感謝です。40歳を迎えられるなんて信じられない」と満面の笑みで答えた。

 30代を振り返り「夢に描いていたことは全部かなえられたと思う」。40代になって、してみたいことを聞かれ「イメージと違うことをやるのが好き。40代じゃないと歌えないようなジャズとかブルースとかチャレンジしてみたい」と語った。

 今年は、アニメ「ドラゴンボール超」(フジテレビ系)の主題歌「限界突破×サバイバー」や、NHKラジオ深夜便「深夜便のうた」の歌としてGReeeeNが作詞作曲した「碧し」など、演歌とは違うジャンルを歌っている氷川。イベントでもこの2曲を熱唱し、会場を沸かせたが「演歌を中心に歌っていくけど、いろんな作品に挑戦したい。打ち込みのサウンドも好きだし、ファッション系の音楽も嫌いじゃない。あまり固めないでやっていきたい」と40歳になるからこそ言える本音ものぞかせる。

 ただ、気にしているのは、これまで支えてきてくれたファンが持つイメージとの大きすぎるギャップだ。

 ある音楽関係者は「演歌を歌ってきた人が急にポップスを歌ったことでファンを減らしたという事例がないわけではないが、大ベテランの演歌歌手では、ジャズやポップスなど他のジャンルを歌うことによって、本元の演歌がより深みが増すという例も多い。40代に入る氷川の場合も良い影響が出るはず」。


“不惑”を迎えた氷川が今後もいろいろな顔を見せてくれそうだ。