ご当地ソングの女王・水森かおりの悩み

2017年04月06日 11時30分

新曲を披露した水森

 演歌歌手の水森かおり(43)が4日、東京・荒川区で「第18回 長良グループ 夜桜演歌まつり」に参加し、新曲「早鞆(はやとも)ノ瀬戸」を初披露した。

 同じ所属事務所の山川豊(58)や氷川きよし(39)、田川寿美(41)らが一堂に会するコンサートで“長男格”の山川は「同じグループでも、競争です。いい意味で刺激を受けながらもみんなでがんばっていきたい」と語った。

 氷川が新曲「男の絶唱」でファンを沸かせれば、水森は5月発売の新曲を熱唱。“ご当地ソングの女王”といわれる水森が今年の曲として選んだ場所は山口県下関市の関門海峡だ。

「山口県の歌は何曲かあるけど、シングルは初めて。まだ行ったことはないのですが、関門橋が昭和48(1973)年に開通したと聞いた。私も昭和48年生まれ。勝手にご縁を感じている」という。

 今後は下関にも訪れる予定で「関門橋のようなスケールの大きな歌にしていきたい」と意気込みを語った水森。水森がその土地の曲を歌うことで、地域が活性化されるため、水面下では売り込み合戦も行われている。

「水森が題材として歌ったところは観光客が増えるというのが、ここ数年続いていますからね。ぜひウチで!というのが、ないわけではない」とはあるレコード関係者。

 ただ、地域貢献というだけで曲作りをするわけにもいかない。ある音楽関係者は「場所ありきというのはないですよね。毎回、悩みますけど、どの曲にするかは、歌の出来。今回もかなり多くの中から1曲を選出した。やっぱりファンに響くかどうかが最大のポイントですよね」と選曲にも苦悩の連続だという。

 紅白に14回連続出場しているだけに、当然かもしれないが“女王”にも見えざる苦悩はあるようだ。