演歌歌手・氷川きよし(39)が6日、東京・港区の新橋SL広場で新曲「男の絶唱」(7日リリース)の発売記念イベントを開いた。

 迫ってきたホワイトデーについて聞かれると「今のところ、そうですね…。今のところ、そうなんで」と歯切れが悪い。特定の相手がいるとすれば、おばさまファンは卒倒しそうだ。

 7日には、野球の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンが初戦(キューバ戦)を迎える。氷川は「あ~サッカーの…」と言ってしまい、野球の世界大会と知らなかったようで苦笑い。

 エールを求められ「(自分が言うのは)生意気じゃないですか」と恐縮しつつ「違う世界ですけど、頑張っていきましょう」とエールを送った。

 また、今後の歌手活動について「多少、人生(をテーマにした曲を)を歌いたい」と抱負を口にする。「喜劇王」として知られたチャールズ・チャプリンの名言「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇」を引用したが、「喜劇」を「かげき」と言ってしまい、頭をかいた。ちょっぴり天然な一面もおばさまファンを引きつけてやまないようだ。

 今年デビュー18年目を迎える氷川にとって、新シングルは約1年ぶりのリリースで、通算30作目。9月の誕生日で40歳となるだけに、30代のリリースはこれで最後になる。

 4年ぶり3度目のSL広場でのイベントでは、同曲などを熱唱した。