昨年大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」に14年連続で出場した演歌歌手・水森かおり(43)が2日、事務所の後輩の岩佐美咲(21)、「はやぶさ」(ヒカル=29、ヤマト=23、ショウヤ=23)と東京・中央区の銀座山野楽器で“歌い初め”を行った。

 水森は「今年もこの素晴らしい場所で仕事始めをさせていただいて幸せに思います。2017年が皆さまにとって素晴らしい1年になりますようにお祈り申し上げます」とあいさつした。

 3人は書き初めも行い、2107年にかける思いを漢字1字で表した。はやぶさは「羽」と記し、ヤマトが「今年はデビュー5周年を迎えるので、飛躍の年にしたいです」と説明。岩佐は「鯖」と記し「『鯖街道』という新曲にこの1年かけていますので『鯖』と書きました。実は私、しめ鯖が苦手でして、焼き鯖は食べられるのですが…。今年中には克服して、その鯖を愛しながらこの歌を歌っていきたいですね」と話した。

「虹」と記した水森は「七色の虹ですが、歌手としていろんなカラーを見せられたらいいなという思いと、皆さんの心の懸け橋になって歌っていけたらいいなと思って書きました」と思いを口にした。

 その後、岩佐が10日発売の7枚目のニュー・シングル「鯖街道」、水森が大ヒット曲「鳥取砂丘」や最新シングル「越後水原」を披露するなど、それぞれ熱唱。最後は全員で正月の歌「一月一日」を歌い、イベントを締めくくった。

 水森は「今年もまた新たな歌の舞台に行くと思いますが、そのご当地で多くの方々に応援していただきたいですし、今年の書き初めでも書きましたけれど、いろんなカラー、色を皆さんに見せられる歌手として成長できる1年にしたいなと思っています」と決意を示した。