演歌歌手・大江裕(26)が24日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、26日発売の新曲「御免なすって」のPRをした。

 師匠で演歌界の大御所・北島三郎(80)が約4年ぶりに作詞作曲を手掛け、全面プロデュースもした股旅演歌で、大江は「デビューしてから、初めて『書いてください』とお願いした曲。こんなことを師匠に言うのは初めてで、後から自分でもすごいこと言ったなあと、びっくりしてしまった」という。

 現在、北島は頸椎症性脊髄症の手術のリハビリ中だが「師匠がリハビリで頑張っているので、恩返しする意味でもこの曲で頑張りたい」という。

 そんな大江には負けられない北島ファミリーがいる。それがGI馬のキタサンブラックだ。「実は(昨年の)菊花賞に優勝した祝賀会で、師匠から馬に負けないという気持ちを持ってお前らも頑張れとハッパを掛けられた。相手は馬かもしれないですが、ファミリーはファミリーですから」とライバル視している。

 キタサンブラックのこれまでの獲得賞金は約6億4000万円。その金額を聞かされた大江は「歌手として頑張らないといけないですね」と改めて気を引き締めた。