演歌歌手の山川豊(57)、田川寿美(40)、水森かおり(42)、氷川きよし(38)らが所属する長良グループ主催の「第十七回・長良グループ 夜桜演歌まつり」が14日、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズで行われた。

 東京23区を23年かけて回る春恒例の演歌まつりも今年で17回目、17区目の開催となった。オープニングは「東京音頭」。山川の「螢子」、田川の「女…ひとり旅」、水森の「鳥取砂丘」、氷川の「きよしのズンドコ節」と続く。スペシャルゲストの中村玉緒(76)、ささきいさお(73)らも参加し、最後は「夜桜」を全員で歌い上げフィナーレを迎えた。

 囲み取材で山川は「今回で17回目ということですが、早いですね。去年も雨が降っていて、今年も雨が降っていた。(雨男の)私のせいでしょうか」と笑わせる。すると、中村は「この事務所は家族みたい。カラカラしていなくて、温かいんです」と話した。

 日本文化を紹介するために今年7月、パリで開催される「ジャパンエキスポ」には、3月にアイドルグループ「AKB48」を卒業して演歌に専念した岩佐美咲(21)や、3人組歌謡グループ「はやぶさ」が演歌勢として初めて出演する。これに水森が「来年は『夜桜演歌まつりINパリ』をやりましょうよ!」と提案すると、「それはいい!」と出演者全員が拍手で賛同した。