安藤昇さんお別れの会で注目集めた歩行補助器使う梅宮辰夫の体調

2016年02月29日 17時00分

歩行補助器を使っていた梅宮

 暴力団組長から俳優になった安藤昇さん(享年89)のお別れの会が28日、東京・港区の青山葬儀所で営まれた。安藤さんは昨年12月16日に肺炎のため亡くなっていた。戦後の東京・渋谷で「安藤組」を結成。その後、映画俳優に転身した。同会には映画監督の中島貞夫氏(81)や俳優の梅宮辰夫(77)ら約700人が参列した。

 遺影は月刊誌の取材で撮影されたもので、安藤さんが気に入っていたもの。祭壇には好きだったかすみ草や胡蝶蘭が飾られていた。戒名は「常然院義鑑道昇居士(じょうねんいんぎかんどうしょうこじ)」。「義」とは人間の行くべき道のことで、「常然」は常に変わらないという意味。故人の生きざまを表しているのだろう。

 参列者はみな安藤さんの死をさみしがった。中島監督は「僕らは文ちゃん(菅原文太さん)の世代で、安藤さんは上だった。それでも元気だったのに、いなくなっちゃうのはさみしい。昭和という時代が去っていく感じがする」と話す。

 演歌歌手の北島三郎(79)は、渋谷で流しをしていたころからの知り合い。「歌手になる前から知っているので、さびしいですよね。高倉健さんや文ちゃんもそう。たくさんの人が旅立っていった」としのんでいた。

 報道陣の注目を集めたのは梅宮だった。梅宮は遺影に向かって献酒をし「残念です。さみしいです。そちらの世界でお元気で」と述べた。報道陣の囲み取材を受けるという話もあったが、「その予定もありましたが、梅宮さんの体調がすぐれないということでした」(同会関係者)と取材対応はなし。確かに歩行補助器を使っていて、歩きづらそうだった。

 俳優の岩城滉一(64)は「ちょっとお元気ないようにみえたけど、寒い時期ですし、腰が痛いとか出やすい。みなさんのように“次は誰なんだ”と心配しているわけじゃない」と後輩として気遣った。