歌手・小林幸子(61)が9月30日、新潟県長岡市山古志地区(旧山古志村)の「小林幸子田」で恒例の稲刈りを行った。

 2004年10月に発生した新潟県中越地震からの復興のシンボルとして06年、山古志地区の水田を「小林幸子田」と名付け、小林と地区の人が協力しながら米を作っている。

 今年、10回目という区切りの稲刈りとなった小林は「お天気もよくて、稲刈りにはもってこいの日でよかったです。健康でいる限り、ずっと『小林幸子田』を続けていきたい」と語った。

 収穫した米(約3俵=180キロ)は、鬼怒川の堤防が決壊して住宅が被害に遭った茨城県常総市の被災者に、何らかの形で届けたいという意向を持っている。また先日、乳がんであることを告白した北斗晶(48)にも届けるという。

 小林と北斗、夫の佐々木健介(49)は家族ぐるみの付き合い。「北斗晶ちゃんに持っていきたいと思います。報道で初めて知って、(手術前日に)メールを打ったんです。夜中に『ありがとうございます』『やるだけやります』と返事が返ってきました。お米大好きな人ですから、これを持っていこうと思います」

 今年も幅広く活動している小林は、なんと中川翔子(30)とユニット「しょこたん●さっちゃん」を結成し、28日にシングル「無限∞ブランノワール」をリリースすることが決定。かつて中川の母とも“共演”したことがある小林は「しょこたんって面白い子ですね~」とノリノリだ。

 また小林と同じ新潟県出身の俳優・渡辺謙(55)に、新潟県民栄誉賞が授与されることがこのほど決まった。芸能人では、故三波春夫さん、小林に続いて3人目の快挙だ。小林は「(新潟人として)一緒に盛り上げましょうと言っていました」と話した。

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