演歌歌手の水森かおり(42)がデビュー記念日の25日、東京・中野サンプラザで「20周年記念メモリアルコンサート~歌謡紀行~」を行い、2014年NHK紅白歌合戦で着た豪華衣装で熱唱した。

 11年連続となる中野サンプラザでの記念コンサートは今年も2200人の満員。水森は昨年の紅白で着用した高さ5・5メートルの巨大衣装に身を包み、22人のダンサーたちに彩られながら「島根恋旅」を歌い上げた。

 この日は奈良を舞台にした新曲「大和路の恋」も披露。純白のドレスに早着替えした水森は、プライベートでドレスを着る予定を聞かれると「(ドレスをデザインした)桂由美先生にお会いするたびに『早く本物のウエディングドレスをプロデュースしたいわ』と言われるので、苦笑いしてごまかしています。毎年その話題を振っていただくんですけど、今年はあきれて聞かれないのかなと思った。聞いていただけただけでもありがたいです」と自虐的に笑った。

「鳥取砂丘」や「伊勢めぐり」など、全国各地を舞台にした歌が全40曲にも上る“ご当地ソングの女王”は「5年後までには全国制覇したいですね」と語った。