参加アーティストが次々売れる「やついフェス」は「出世フェス」

2015年06月13日 10時00分

やついと曽我部恵一(左)。後ろは東京女子流

 お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろう(40)が主催する「YATSUI FESTIVAL! 2015」(20、21日)の記者会見が都内で行われた。

 4年目となる今年は、東京・渋谷のライブハウスなど10会場を連動させる都市型フェスとなる。昨年まで1日開催だったのを2日間にし、出演アーティストも260組と大幅増員させる。今年はやついの希望で小林幸子(61)が初参加。やついは「ジャンルを問わないフェスなのに演歌歌手がいなかった。来年はもっと演歌歌手を呼びたい」と語った。

「やついフェス」は電車で来て電車で帰れる都市型フェスだが、音楽界からは「アーティストが出世するフェス」と評判。音楽関係者は「4年前から毎回出ている東京女子流もそうだけど、出演し続けている『レキシ』なんかも『やついフェス』に出るようになって今では日本武道館クラスの公演ができるようになっているし、ほかにも『DJみそしるとMCごはん』も急成長している」という。若手アーティストの登竜門のような存在になっているのだ。

 会見に同席した東京女子流の新井ひとみ(17)も「握手会で『やついフェスを見てファンになった』と言ってくれる人もいる」と語った。

 レコード会社関係者は「今の若い人は、フェスで新しい音楽や気に入ったアーティストを探すんです。だからおもしろいフェスを探して、聞いてみて気に入ればファンになる。アーティストもそのことをわかっているので、有名フェスに参加しようと躍起になるんです。『やついフェス』は都市型で行きやすいですから“出世フェス”という意味もわかる」と話している。

 ブレーク中のお笑いコンビ・クマムシが「自分たちから出たいと言ってきた」(フェス関係者)のもその表れ。来年以降はさらに巨大なフェスになるかもしれない。