演歌歌手・真田ナオキが9日、都内で新曲「渋谷で…どう?」の発売し記念イベントを行った。

 抽選で当選したファン30人を迎えてのイベントで、ホワイトデーも近いこともあり、真田がアイデアを出したスイーツやスペシャルドリンクを振る舞った。久々の有観客イベントに「お客様がいるのは心強いですね」と笑みを見せた。

 師匠である吉幾三が作曲作詞した楽曲で真田は「こんな時代だからエンタメで笑ってもらおうとできあがった曲。日常が一日でも早く戻ってきてらいたいという願いを込められています」という。

 デビュー曲が「恵比寿」で3作目の今回が「渋谷――」と都心を題材にしている。今回の歌詞の中には渋谷だけでなく、「三宿」「三茶」と広がりを見せているが、真田は「演歌では都心の地名を題材にした曲が少ないので、そういう意味では真田のイメージにしていければ」。次回作はと聞かれると「次は原宿あたりでしょうか。地元がさいたま市なので、将来的には埼京線沿線の歌も歌ってみたい」と話した。

 渋谷といえば紅白歌合戦が行われてきたNHKホールがある。真田は「『渋谷で…どう?』を『渋谷へGO!』という感じで、年末に歌えればうれしい」と意気込みを語った。