演歌歌手の山川豊(56)と水森かおり(41)が26日、明治座7月「山川豊・水森かおり 特別公演」PRのため、都内の和菓子店で一日店長を務めた。

 公演は昭和39年(1964年)の東京・人形町にある和菓子店が舞台で、まじめな跡取りの兄・山川と3年ほど音沙汰のない妹・水森という役どころ。

 山川は「台本はまだないですが、女版『寅さん』ですね。かおりちゃんの役がキーになってくる」と説明。水森は「東京出身だし、山川さんを常にお兄ちゃんと慕っていたので、地でいける部分もあるかなと。それよりも、恋人役じゃなくてよかったと。いまさら『豊さ~ん』とか、恥ずかしくて言えないですよね」と笑ってみせた。

 また、歌唱ステージで水森は、紅白で使用したステージ衣装を着用する。ここ数年の衣装はせり上がるタイプのドレスで、山川が「いいなあ。オレにも乗っからせてよ」と言うと、水森も「いいですよ。かなり面白いですから」と意気投合した。