若手演歌歌手が一堂に会する「東京演歌ライブ・200回突破記念スペシャル公演」が27日、都内で行われ、北山たけし(47)や大江裕(32)、藤井香愛(33)らがファンを魅了した。

 この「東京演歌ライブ」は若手・中堅歌手にもっと発表の場を提供しようと北島三郎が発起人となってスタートしたもの。2004年2月25日からスタートして以来、回を重ね、18年続く長寿イベントとして演歌ファンに定着している。

 今回は「200回突破記念」と題し、北山ら9人の歌手が登場。代表曲や最新曲の歌唱はもちろん、9人のゲストがそれぞれペアを組んでデュエットを披露するなど、アットホームなステージを見せた。コロナ禍の出口もいまだに見えない日常に歌の力で光をともそうと、熱のこもった歌唱で会場に来てくれた800人のファンを喜ばせた。

 北山は「僕の誕生日2月25日がこの演歌ライブがスタートした日、そして2004年に開催された第2回目が僕のデビュー日で初出演を果たし、とてもご縁を感じています。これからも皆さまに愛されて400回、500回と続くよう、ますます頑張りたいと思います」とコメント。今年1月に歌手デビューしたばかりの原田波人(19)は「記念すべきデビューの年に、参加できてすごくうれしいです。演歌歌謡を若い世代にもアピールできるよう頑張ります!」と意気込みを語った。