吉本新喜劇座長の川畑泰史(54)が5日、大阪市のなんばグランド花月(NGK)で行われた吉本新喜劇に出演。サプライズ出演した演歌歌手・市川由紀乃(45)とのデュエットソング「運命と呼ばせて」で、CDデビューすることを発表した。

 川畑は「昔、バンドを組んでた時に勝手に作ったことはありますけど、業者さんを通したのは初めてです。デビューでございます」とニヤリ。

 デュエットソングについて「大阪で出会った男と女の恋物語です。恋に疲れた女性と遊び慣れた男。まさにわれわれのイメージ」と胸を張ったが、浅香あき恵と吉田裕から「全然違うやん」とつっこまれた。

 歌声には多少、自信があったという川畑だが、市川とのデュエットについては「もうナメてたんやないけどうますぎる。思ってた100倍はうまい」と紅白出場歌手の歌声に絶句。録音ほやほやの音声を聴いた際を振り返りながら「市川さんのディナーショーで、抽選に当たったオッサンが横で歌わしてもろてるみたいやった」と苦笑した。

 一方で、市川は「甘い歌声。川畑さんのユーチューブで弾き語りの動画はずっと見させていただいてた。お芝居の時と違って、甘い、優しい、問いかけるようなお声に、一緒に歌って声が重なる瞬間はちょっとドキッとしました」と川畑の歌声を絶賛した。

 気を良くした川畑は「もちろん、これは紅白出場です!」と大目標を掲げたが、「でも、決まった時に市川さんだけ出てるってパターンやったりして」とオチをつけて笑った。

 同曲は2月2日発売の「都わすれ(由紀乃の夢盤)」に収録される。