昨年のレコード大賞で最優秀新人賞の演歌歌手・真田ナオキが18日、都内で初のオリジナルアルバム「真田ナオキの世界」の発売を記念した配信ライブを行った。

 全12曲を収録したアルバムで、師匠の吉幾三がすべて作曲を担当。「コミックソング、バラード、演歌といろいろなジャンルの歌が収録されていて、タイトル通り、今の真田ナオキが詰まった作品になっている」という。

 ライブではアルバムのリード曲「ひとりぼっち」などの収録曲のほか、世良公則の「あんたのバラード」などカバーも披露。「ひとりぼっち」にちなみ、独りぼっちと感じることは?と聞かれると「家の天井を見て、ボーっとシミを探しているとき独りぼっちを感じますね」と笑わせた。

 また、大のヤクルトファンという真田は、東京五輪で野球が金メダルを取ったことに大興奮したという。「小さいころから野球が大好きで、山田哲人さんに村上宗隆さんがいてずっと見ていました。ボクももっと頑張ろうと勇気をもらいました」という。さらに「金メダルを取ったときには大声で叫んでしまいました。大きな声を出しすぎたなと思っていましたが、次の日、マンションに『騒音に気を付けてください』と張り紙が張ってあった」とも話し、笑わせた。