【紅白歌合戦リハーサル(30日)】「第65回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが30日、前日(29日)に引き続き東京・NHKホールで行われた。

 15回目の出場となる演歌界の貴公子・氷川きよし(37)は「ちょいときまぐれ渡り鳥」を歌う。


 リハーサルでは、紅白では自身初となる股旅姿を披露。氷川は〝股旅演歌〟でデビューしており、レコード会社関係者によれば、今年の紅白ではNHKと協議の上、“原点回帰”の衣装をチョイスした。

 同じ所属事務所の水森かおり(41)は12回目の出場で「島根恋旅」を歌う。この日は、白のウエディングドレスと自身最長となる赤いドレスの2種類を披露した。
 白のウエディングドレスは、11月に「無形文化遺産」として登録された白色の「和紙」を使用している。


 曲の途中で、瞬く間に赤の巨大ドレスに衣装チェンジ。水森によればその高さは6・5メートルで、紅白の衣装では自身最長になるという。舞台下手で見守っていた紅組司会の吉高由里子(26)は口に手を当てて驚いた。


 歌唱後にはすかさず白組司会の「嵐」櫻井翔(32)が「怖くないですか?」と心配する。水森は「大丈夫です」と笑顔で返した。


 この“紅白衣装”はブライダルデザイナー・桂由美氏が手がけた。


 白のウエディングドレスは1枚の和紙で造られたため、水森は「(本番で)ポロリしないように気をつけます」と笑った。


 プライベートでウエディングドレスを着る日はあるのか? 水森は「(所属の)長良グループで私ときよし君が(独身として)残っている」と頭をかき、氷川は「頑張ります」と照れた。