中島啓江さん死去に“姉”小林幸子悲痛

2014年11月29日 16時00分

 オペラ歌手・中島啓江(けいこ)さんが23日、呼吸不全のため都内の病院で死去していたことが28日、分かった。


 57歳という若さでの突然の死には、多くの人が悲しむとともに驚いた。ある芸能プロ関係者は「つい先日も、ウチのアーティストがコンサートをやったときに中島さんは花を出してくれてたし、それとは別に差し入れも届けられていた。そんな状態だとはまったく気づかなかった」という。


 近年は銀座博品館劇場で毎年恒例のコンサート「夢で逢いましょう」を開いていた。今年3月には、小林幸子(60)もその舞台にゲスト出演したが、小林に近い関係者は「ずっと小林のことを『幸子さん、幸子さん』と慕ってくれていた。舞台に一緒に…という話は前からあったのですが、なかなか実現しなくて。3月のステージも出るということが決まったときには本当に喜んでくれていた」と振り返る。小林とは演歌歌手、オペラ歌手としてジャンルの違いこそあったが「舞台で歌うことでの心構えなどを幸子さんによく聞いていた」と同関係者は言う。


 小林も書面でコメントを発表。「あまりにも急な知らせに動揺しています。いつも姉のように慕ってくれていた彼女の笑顔に会えないと思うと、辛くて悲しくてたまりません」と、ショックを隠せない心境を吐露した。


 中島さんは歌手としてだけではなく、テレビでもコミカルなキャラクターとして人気があった。


 ある制作会社関係者は「旅番組で一緒になると、共演者はもちろんスタッフにまで気を使う人だったという印象。なんとか面白くしようとあえて三の線を演じてくれるときもあった。やっぱり食べることは好きだったようで、食事のシーンなんかでは本当においしそうに食べてくれる。こちらの意図した通りにこなしてくれた」と語った。


 迫力ある歌唱力と違い、心遣いは実に細やかな女性だった。