【紅白】J―POPに奪われた北島枠 演歌男子の活躍次第で来年実現

2014年11月30日 09時00分

昨年限りで紅白を引退した北島三郎

 昨年、出場50回目の節目で“御大”北島三郎(78)が「紅白引退」を表明し、1つ空いた白組の“北島枠”が注目されたが、男性演歌歌手の枠は昨年の6枠(6人)から1枠減った5枠(5人)となった。五木ひろし(66)、細川たかし(64)、森進一(67)、氷川きよし(37)、福田こうへい(38)と、北島を除いて去年と同じ顔ぶれ。演歌枠は1枠減となり、“イケメン歌手”の山内惠介(31)、“けん玉演歌歌手”として話題を集めた三山ひろし(34)らの出場はならなかった。

“北島枠”をめぐっては、若手台頭を期待しながら引退を表明した北島の思いを受けて、山内や三山ら“演歌男子”と呼ばれる若手の男性演歌歌手が入り込もうと、しのぎを削っていた。

「NHKサイドも熟考を重ねたが、三山はシングル売り上げ枚数はクリアしていたが、メディア露出が足りなかった。山内はテレビなどの露出は多かったが、シングル売り上げが足りない。どちらも決め手に欠けた。芸能界の重鎮は山内をプッシュしていましたが、出場はならなかった」(音楽関係者)

 演歌界の大御所の後釜だけに必然的にハードルも上がり、山内、三山ともNHKの出場基準に達しなかった。

 ただNHKサイドは今年に限っては“北島枠”を「空白」の扱いにしているといい、来年以降、若手が台頭すれば“北島枠”が実現するという。

「NHKも山内や三山らに熱視線を送っていたのは事実で、演歌界の若返りを期待しているのも間違いない。結果的に今年はJ―POPとの争いで枠を奪われた形。最後の枠にはAAAがギリギリで入り込んだ」(前同)

 年々、紅白で出場枠を減らしている演歌界の復活は“演歌男子”の活躍にかかっている。