【紅白】“内定”乃木坂 まさかの舞台裏

2014年11月27日 17時30分

まさかの落選となった乃木坂46

「第65回NHK紅白歌合戦」の出場歌手発表では「V6」や「SEKAI NO OWARI」、HKT48、May J.(26)、薬師丸ひろ子(50)の初出場が決まった一方で、落選劇も起きた。先ごろ“紅白卒業”を宣言した浜崎あゆみ(36)をはじめ、aiko(39)、NHKソチ五輪のテーマ曲を歌ったコブクロ、ゆず、Dreams Come Trueの常連も姿を消した。なかでも驚きを誘ったのはスポーツ各紙が“内定”と報じていた人気アイドルグループ「乃木坂46」の落選。その舞台裏は――。

 落選組のほか、一時は紅白内定と報じられた竹内まりや(59)が辞退した。出場の決定権を握る夫・山下達郎(61)の「大みそかは家族で過ごすもの」という“家訓”は今年も健在で、首を縦に振ることはなかったという。

 内定が報じられたといえば、一部朝刊スポーツ紙報道に端を発した乃木坂46。16日に続いて20日、25日と3紙が「内定」と報じ、出場を確信していたファンも多かった。

 それは乃木坂メンバーにとっても同じだ。最新シングル「何度目の青空か?」でセンターを務めた生田絵梨花(17)は26日、自身のブログで「紅白出場は、2014年のメンバーみんなの大きな目標だったので本当に残念です。うーん なんだろう 必死にプラスにしたいと思って10枚目頑張ってきたけど んー…」「これはきっと人生に残る悔しさ」と無念さを隠さなかった。

 NHK関係者によれば、一つの目安としてアイドルグループの紅白出場基準は「シングルの売り上げ5万枚、アリーナクラスの会場を埋める集客力」の2つが挙げられる。乃木坂は今年リリースしたシングル3枚とも50万枚超えで、アリーナクラスの会場もソールドアウト。前出のNHK関係者も「出場条件は十分に満たしている」と語る。 では、なぜ初出場を逃してしまったのか。それは“プロ意識の欠けた”メンバーの存在だった。「10月に中心メンバーの異性スキャンダルが報じられました。その後、ラジオ番組などで謝罪したことでNHKもその時点では“内定”の姿勢を崩してはいなかった。ただ、今月19日に別のメンバーのスキャンダルが週刊誌で報じられたことで風向きが一気に変わってしまった。しかも、このメンバーのスキャンダルが報じられるのは今年2回目。“反省なし”と受け取られるのはしょうがない」(NHK関係者)

 内定報道が過熱しなければ、ここまで落選がクローズアップされることもなかっただけに、かわいそうな部分はある。ただ、NHKにしたら紅白出場決定後、再びスキャンダルを蒸し返され、大々的に報じられる可能性を恐れたようだ。

「内定情報が漏れてしまったことで話が複雑になってしまったが、NHKは内定の決断を下したものの、問題が起こったので取り消した形になった」(同)。取り消し情報は漏れなかったのか、直前まで内定報道が続いてしまった。

 さらに、今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」。子供たちの注目を集めるために、特別企画として、小学生を中心にアニメ、ゲームが大ヒットしている「妖怪ウォッチ」のステージを企画。もう一つの特別企画「アナと雪の女王」を含め、例年以上に低年齢層の関心が高くなる。スキャンダル報道が出た場合、「子供に与える影響も考えた判断」(同)だという。

 紅白常連だった浜崎あゆみ(15回)、aiko(12回)、ゆず(5回)、コブクロ(8回)、Dreams Come True(15回)らの落選について、NHK側は「今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出――の3点の要素を考慮し、総合的に判断した」(柴崎哲也チーフプロデューサー)と説明した。

 返り咲きを狙った小林幸子(60)、「モーニング娘。’14(ワンフォー)」も落選。aikoは自身のツイッターで「紅白落選した(涙顔の絵文字)ちっきしょ―――!!!」とつぶやいた。落選組の正直な感想だろう。

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