【東スポ音楽館】岩手県出身で、民謡歌手から2012年にシングル「南部蝉しぐれ」で演歌歌手としてデビューした福田こうへい(44)が、10周年記念の第2弾シングル「男の残雪」(作詞・坂口照幸氏/作曲・四方章人氏)を今月14日にリリースする。メジャーデビューしてから4回の紅白出場を誇る福田が、この10年を振り返った。
――新曲はどんな作品ですか
「自然と人生の有りようを大きなスケールで表現した作品です。さまざまなものを背負いながらしっかりと足跡を残していく男の人生と、夫婦の絆を歌っています」
――今年の元日に発売した10周年記念の第1弾シングル「かんべんナ」とは曲の雰囲気がずいぶん違いますね
「『かんべんナ』は、いままでの曲とは違ってちょっとしんみりした感じの曲で、今回の『男の残雪』とはまったく違うイメージだと思います。やっぱり10周年ですし、王道演歌も!ということで、『男の残雪』は福田こうへいらしい曲となりました」
――この10年を振り返って思い出に残っていることは
「あっという間の10年だったと思います。思い出に残っていることがたくさんありすぎて、ひと言では言い表せませんね。それでも一番の思い出というと、やっぱりコンサートに足を運んでくださるみなさま一人ひとりの笑顔でしょうか。みなさんの笑顔を見ているのが本当にうれしいです! これからも初心を忘れず一歩一歩、歩んでいきたいと思います」
――コロナ禍でコンサートも延期があったり、まだまだ大変ですが
「足を運んでくださるみなさまに感染防止対策にご協力いただくこととなり、申し訳ないなあと思う気持ちでいっぱいです。いままであった日が当たり前ではないというのをつくづく感じさせられました。でもコロナということもあって、以前にも増して誠心誠意、心を込めて歌い、みなさまの心に届くようにという気持ちで歌っております」
――ファンの方へメッセージをお願いします
「コンサート会場での感染防止対策にご協力いただき、本当にありがとうございます。以前のようにコンサートができる日が来ることを願っております。どうぞ、みなさまも、お気を付けてお過ごしくださいませ」