“独立騒動”の渦中にいる歌手・美川憲一(66)が米ロサンゼルスから帰国。成田空港で待ち受ける報道陣に事情を説明したが、本紙が昨日報じた通り“第2の小林幸子”と言われるのは本気で嫌がっていた。
独立の発端は、所属事務所の経営難による金銭のゴタゴタといわれているが、美川によれば事務所スタッフ計6人は、先月中に全員退社済みで、給与は払われているという。もっとも美川への未払い金はあるとか。
噂された仕事減について「現時点でまったくヒマになっちゃったわけじゃない。私は恵まれて仕事させていただいているわけだし」と否定。その上で、自分の仕事減が事務所の経営難を招いたとの話には「そんなはずはないと思っている」とした。
今後は未定としながらも「マネジャーたちが辞めてしまったわけだから社長も腹をくくってるんじゃないですか」と言い、美川とともに飲食店を経営している人物と、新事務所を作ることを示唆した。
実は、会見の前に「小林幸子の質問は控えてほしい」との要請があったが、それでも案の定、質問は飛び出した。美川は渋い表情で「今日は幸っちゃんのお話はできないんですけど、全然質の違う話ですから」とひと言で片付けていた。