氷川きよし 暴行容疑で書類送検をコンサートでファンに謝罪

2014年08月21日 21時00分

 元マネジャーの20代男性を殴ったとして警視庁麻布署は21日、暴行容疑で演歌界のプリンスこと歌手・氷川きよし(36)を東京地検に書類送検した。既に示談しているとみられ、起訴されない見通し。また、この日、氷川は大阪府内でコンサートを開き、ファンに騒動を直接、謝罪した。

 氷川の事務所側も、男性が口止め料として金銭を不当に要求したと訴えており、同署は恐喝未遂容疑での捜査結果を地検に送付した。

 捜査関係者によると、男性は岡山市内のホテルで4月上旬、氷川からかばんで殴られたり、足を蹴られたりしたと訴えた。

 事務所側は、男性が4月下旬に「口止め料を1、2億円ぐらいほしい」と脅したと主張していた。

 この日、行われたコンサートでも騒動に触れる一幕があった。会場にいたファンの話を総合すると、氷川は中盤から終盤にかけてのトークコーナーで「僕のことで、ご心配をおかけして申し訳ございません」と3秒ほど深々と頭を下げた。さらに「何一つ間違ったことも、恥じるようなこともしていません。安心して僕の歌を聞いてください。(芸能生活)20周年に向けて頑張るので応援してください」とファンに語りかけた。

 これにファンも歓声や拍手で応じ、会場は大盛り上がりになった。

 昼夜2公演合わせて3000人の観客を魅了した氷川。デビューからのファンだという50代女性は「心配していたし、何も言ってくれないと思っていたから正直に話してくれて、うれしかった。男らしくて、もっと応援したくなった」と話した。

 騒動を心配したファンも一安心という様子だった。