演歌歌手・小林幸子(60)が17日の「コミックマーケット86」で領布したCD「さちさちにしてあげる♪」が、オークションサイトで高騰しており、反響の大きさから販売も検討されている。

 同作は人気ボーカロイド楽曲の“歌ってみた”CDで、小林のコミケ初参加のために新たに制作された。

 コミケでは小林自らがブースに立ち、ファンに一人ひとりに手渡し。1500枚のCDは2時間40分で完売し、CDを求める列は最長で1キロほどにもなった。

 購入できなかったファンが多かったためにヤフオクでは値段が高騰。現在までに13の出品がある。どれも1万円前後の入札と値段は10倍以上に跳ね上がっており、ブースで別の商品を購入すれば手に入る「おまけCD」付きのセットにいたっては、現在までに5万6000円と高値となっている。

 小林の事務所によれば「CDは特別版ということで販売は考えていなかったが、多数の問い合わがあり販売も現在検討している」という。