新境地開拓の坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」は美しくも不埒な大人の愛の歌

2021年04月14日 17時00分

「ブッダのように私は死んだ」のジャケット写真

【東スポ音楽館】坂本冬美(54)が昨年末、新境地を開拓した。サザンオールスターズの桑田佳祐が作詞作曲したシングル「ブッダのように私は死んだ」で、歌詞の世界と坂本自身が出演したミュージックビデオ(MV)が大きな話題となった。
 
 ――楽曲を提供してもらったきっかけは

 坂本 学生のころからサザンオールスターズのファンでした。デビューのころは桑田さんに曲を書いていただきたいという夢もありましたが、お会いする機会もなく時は過ぎ、2018年の紅白で初めてご一緒させていただき、当時の思いが再びわいてきました。どうしても桑田さんに曲を書いてほしいという思いが高まりまして。お手紙を書かせていただきました。

 ――どんな曲ですか

 坂本「歌謡サスペンス劇場」ということで、私を主人公に見立てて書き下ろしてくださった、美しくも不埒(ふらち)な大人の愛の歌です。

 ――曲をもらったときの印象は

 坂本 まずこのタイトルを見て「え?」でした(笑い)。そして歌詞を拝見すると今度は、まず飛び込んできたのが<目を覚ませばそこは土の中>。「え? 私はここにいないの?」とますます謎が深まりました(笑い)。これは今まで見たことも聴いたこともない世界観だなと思いました。

 ――ご自身もMVに出演していましたが

 坂本 2日間撮影をしたんですが、本当にドラマを撮っているかのようでした。ロケもありましたし、あとはスタジオも2つ使って撮影したんですが、さんずの川もCGじゃなくて本当に作ったものなんです。撮影には桑田さんも来てくださったのですが、私がピアノを弾くシーンでは「こんな感じでどうですか」って、さりげなくアドバイスもしていただきました。

 ――MVの再生回数は約200万回

 坂本 こんなに早く再生回数が伸びたのは初めてで、びっくりしていますが、それにも増して、いろんな方がユーチューブで歌ってくださっているんですよね。検索したら私じゃない人がたくさん出てきて、びっくりしました。いろんな世代の方が歌ってくださるなんてすごいことだなと思いました。それだけインパクトがあるタイトルであり、歌なんだろうなと改めて感じました。

 ――ファンに向けてひと言お願いします

 坂本 ファンの皆さまの応援のおかげで、デビュー35周年を迎えさせていただきました。これからも40周年、50周年と一緒に歩いてくださいね!

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