桑田佳祐が楽曲提供!夢かなった坂本冬美「ヒットさせなければ罰が当たります」

2020年10月02日 08時00分

坂本冬美(右)に楽曲を提供した桑田佳祐

 演歌歌手・坂本冬美が長年の夢をかなえた。桑田佳祐が作曲作詞した楽曲「ブッダのように私は死んだ」を11月11日にリリースすると発表した。

 この楽曲は“神回”ともいわれた2018年のNHK紅白歌合戦がきっかけ。サザンオールスターズのパフォーマンスを目の当たりにした坂本が感極まり、桑田に楽曲制作の依頼の手紙をしたためた。

 ちょうどそのころ、楽曲制作のため、桑田が見ていたサスペンスドラマやミステリー映画と、坂本の手紙が絶妙にシンクロ。桑田自身の中でインスピレーションが次々と湧きおこり、楽曲が完成した。

 桑田による他アーティストへの楽曲提供は数少なく、今作は早川義夫の「アメンボの歌」以来、23年ぶりだという。

 この作品は桑田が坂本を主人公に見立てて描いた、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆくある種の「小説」「歌謡サスペンス劇場」とでもいうべきものだという。桑田にしか描けない世界観と楽曲に、坂本の唯一無二の歌声が色を添え、大人の歌が誕生した。

 坂本は「演歌しか知らなかった私が、サザンオールスターズの桑田佳祐さんに出逢ったのは中学生のころでした。デビュー当時から『いつか桑田さんに楽曲を手掛けて頂きたい』。そんな夢を持っておりました」という。この長年の夢が現実のものとなり、「桑田佳祐さんからいただいた作品をヒットさせなければ罰が当たります! 坂本冬美は命がけで歌わせていただきます!」と意気込む。

 桑田は「冬美さんの素晴らしい歌声で、私の楽曲にポップでソウルフルな命を吹き込んでいただきました。進み続ける地球温暖化、そして広がり続ける格差社会。それでもなお、拡張を止められない産業経済。密集と過疎化が進み、日本の人口も減少の一途。イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす『坂本冬美』魂の慟哭!! 皆さま、どうぞお聴きいただければ幸いです」とコメントしている。