デビュー25周年を迎える演歌歌手・水森かおり(46)が1日、都内で自身初のインターネットサイン会を開いた。これは2月にリリースした最新シングル「瀬戸内 小豆島」のタイプ別CDを発売した記念に行われたもの。

 音楽界は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末から新曲キャンペーンやコンサートができなくなった。水森も新曲をリリースした直後で大きな影響を受けた。

「いまだに通常のキャンペーンはできないのですが、1人でも多くの方々にいい形で商品をお届けしたい」という水森の思いからインターネットサイン会を実現した。

 CDを購入したファンの名前を都内のスタジオにいる水森が読み上げ、色紙に名前を書き込み、その様子を動画で配信。購入者約300人のひとり一人と、ディスプレー越しに会話を交わしながらサイン会を行った水森は「何しろデビュー25年で初めての経験でしたので、自分にとってはメモリアルイベントの1つと言えると思います」と笑った。