ユーチューバー坂本冬美は自宅から配信 演歌歌手の主戦場はネット動画に

2020年04月18日 17時00分

坂本冬美が配信したトーク&ライブ動画

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活動が自粛されている歌手たちが続々と参入しているのがユーチューブなどでの動画配信だ。

 演歌歌手・坂本冬美(53)も17日、「自宅で自主練」と題したトーク&ライブ動画を配信した。坂本は、歌声を届けることで希望と勇気を与え、この局面をともに乗り切るという願いを込めてトーク&ライブを自ら企画した。当初はスタジオでの無観客ライブをネットで生中継する予定だったが、緊急事態宣言を受け、普段歌の稽古をしている自分の部屋からの配信となった。

 ファンからのメッセージとリクエストを読み上げ、自らカラオケの再生ボタンを押して歌唱するというDJ風に進行。1曲目に大ヒット曲「夜桜お七」を披露しようとしたが、慣れないボタン操作で別の曲が流れるというハプニングも。それでも「夜桜お七」や「また君に恋してる」など5曲を熱唱し、さらに歌唱指導も交えながら“自主練”を公開した。

 最後には、昨年発売した最新シングル「俺でいいのか」の替え歌「これでいいのか」を披露。「(作詞家の)吉田旺先生に怒られるかも?」と言いながらも、「♪うがい 手洗い 指の先まで コロナ見ていろ 洗うぜ 俺も」と歌詞を替え、坂本流の手洗いも見せた。坂本は「またこのような形で、歌を届けられていただければなと思いますので、リクエストお願いします」と続編にも意欲を見せた。

 コンサートができなくなった歌手が新たな“主戦場”としているのが動画配信だ。ある音楽関係者は「演歌はファンの年齢層が高いから、ネットに関することをあまりやってこなかったが、実際にやってみると意外とノリノリになっている歌手は多い。明らかに年齢層が高いファンがコメントしていることも多く、自粛の影響で動画を見る演歌ファンも増えているようです」。

 演歌もネット動画で楽しむ時代になったようだ。