演歌歌手・坂本冬美(52)が3日、東京・中央区の明治座で、座長公演「坂本冬美特別公演 泉ピン子友情出演」の取材会を行った。

 今回の公演では、10年以上付き合いがあるという女優・泉ピン子(71)が出演した。坂本は「ピン子さんが支えてくださっているので、ドンといけという感じで、ノビノビやらせてもらっている」と笑顔を見せた。

 ピン子にとっては「渡る世間は鬼ばかり」(2006年)以来13年ぶりの明治座で「楽しいですね。座長じゃないのはすごくいい」と笑顔を見せた。坂本が歌う「岸壁の母」でナレーションも務め、自身もデビュー曲「哀恋蝶」を熱唱。「ファンの方も、ピンちゃん、ピンちゃんと声を掛けてくれるの。本当に気持ちがいい」と満面の笑みを浮かべると「これからの老後は、この人の一座についていく。私は地方で、人気がすごいんだから。チケットの販売部長をやるわよ」と笑わせた。