新人演歌歌手の門松みゆき(25)が22日、都内でデビューコンベンションを行い、津軽三味線を演奏しながらデビュー曲「みちのく望郷歌」を熱唱した。

 神奈川・小田原出身の門松は2歳で演歌に目覚め、小4の時に三味線を始めた。その後、20歳で出演した「全日本歌唱力選手権 歌唱王」(日本テレビ系)で話題を集めた。

 作曲家・藤竜之介氏の下で、10年間の下積みを経験。第一興商のカラオケでガイドボーカルを担当し、のどを鍛えた。現代風のルックスに抜群の歌唱力を備えており、老舗コロムビアが平成最後に送り出す〝秘密兵器〟として、年末の新人賞レースの目玉となることは間違いない。

 門松は「東北出身者が東京に出てきて、つらいこともある中で頑張るという曲。尊敬する北島三郎さんや細川たかしさんのように、老若男女に愛される歌手になりたい」と語った。

 ちなみに実家の周りは門松の姓ばかり。「上京するまで珍しい名字だとは思わなかった。お花屋の門松さん、魚屋の門松さんなどがいて、うちはたばこ屋の門松だった。いずれ地元に貢献できたらいいな」と笑みを浮かべた。