演歌歌手・水森かおり(45)が15日、神奈川・相模原市の「さがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト」を訪れ、アジア初上陸の巨大クライミングアトラクション「マッスルモンスター」に挑戦した。

 シングル「水に咲く花・支笏湖へ」の購入者特典として50人のファンと行ったイベントで、3年前はバンジージャンプ、一昨年にはイルカ乗り、昨年はキリンとカバにエサをやる飼育員と様々なことにチャレンジしてきた。今年は支笏湖ならぬ相模湖をバックに、高さ16メートルの絶叫アトラクションに挑戦した。

 命綱ひとつで細い道を渡ると、ファンから「もうやめて~」との絶叫が。それでも両手を離してバンザイするなど、サービス精神を見せた。「ファンの方から『やめて~』って言われちゃうと、それ以上やりたくなっちゃうんですよね」とちゃめっ気を見せた水森。高いところは苦手ではないようだが「最初の一歩が怖いんですよ。あとは大丈夫なんですけども。でも、何事も勇気を持って一歩進むことが大事ということを学びました」と話した。

 9月には、曲の舞台になった支笏湖周辺が地震の被害に見舞われた。千歳市観光PR大使を務める水森は「北海道では旅行者のキャンセルが続出して被害が大きい。一人でも多くの人に北海道へ足を運んでいただけるよう、歌を通して北海道の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。

 そのためにも大みそかのNHK紅白歌合戦の舞台は欠かせない。シングルの売り上げは13万枚を突破と絶好調。16年連続16回目の出場を目指す。