10月18日に開催される「第18回 虹の架け橋 まごころ募金コンサート〜世代を超えて名曲を歌い継ぐ〜」(NHKホール、日本音楽事業者協会主催)の記者発表会見が22日、都内で行われた。コンサートに出演する歌手の細川たかし(68)や氷川きよし(40)、司会の徳光和夫(77)、藤原紀香(46)らが出席した。

 三宅島大噴火の被災者支援のため2001年にスタートした「虹の架け橋」も今年で18回目を迎える。細川ら大ベテランから平均年齢16歳のアイドルグループ「Chuning Candy」まで幅広い歌手が勢揃い。細川はチケットの売り上げが寄付されることを踏まえ「ぜひとも早めにいい席をお求めいただきたい。なるべく歌詞を間違えず、頑張っていきたいと思います」と、今年4月、NHK「のど自慢」で歌詞を間違え謝罪したハプニングを引き合いにして、意気込んだ。

 体調不良で第1回を急きょ欠席したとはいえ、それ以降はすべて出演している氷川は「歌を通して多くの方に元気とパワーをお送りさせていただけるということで、歌手になって良かったなと思いますし、微力ですが、人のお役に立てるということは歌手冥利に尽きます」と話した。