氷川きよしが開くアニソンの新境地

2018年05月30日 11時00分

 演歌歌手・氷川きよし(40)が28日、東京・新橋のSL広場でアルバム「新・演歌名曲コレクション7」の発売記念イベントを行った。

 集まった5000人のファンを前に氷川は、今年1月に発売したシングル「勝負の花道」や、アルバム収録曲である故美空ひばりさんのヒット曲「真赤な太陽」など7曲を熱唱し、ファンを沸かせた。ひばりさんはアルバム発売日の29日が誕生日。氷川は「美空ひばりさんは亡くなった方で一番お会いしたい方。ご健在なら80歳ですよね」としみじみ語った。

 ほかにも4月にスタートしたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビ系、日曜午前9時)の主題歌も披露。ファンも知っている名曲とあって大合唱となった。アニメソングは、昨年歌った「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」に続き2作目。

「アニメの主題歌というのは20代にやるのがいいのかなって思っていたけど、40代でもまだやれる。挑戦していけるんだなと思った」と目を輝かせた。
 この2つの作品、アニメ界でも一目置かれる存在になりそうだという。

 ある音楽関係者は「アニメの曲はバカ売れすることもあるが、意外とヒットさせるのが難しい分野。有名歌手が主題歌を歌ったとしても、アニメの視聴者層と歌手のファン層は違うので、難しい世界なんです」という。

 確かに、アニメの視聴者は子供中心で氷川のファンとは年齢層が異なるのは明白。とはいえ、逆に子供たちが氷川の歌声を聞いてファンにならないとも限らない。

 事実、前出の関係者は「今回の『ゲゲゲ――』の主題歌はアニメの制作サイドから持ちかけられた話。『ドラゴンボール超』も子供たちの間でも話題になったし、評判が良かったのがきっかけだったようです」と、アニソン2曲で新たな展開も望めそうだ。果たして氷川がアニメ界でも大きな足跡を残せるか。