演歌歌手・山内惠介(34)が、全国51か所(58公演)を回るコンサートツアー「山内惠介 熱唱ライブ2018~新たなる夢の扉へ~」を先日、スタートさせた。

 山内本人がプロデュースするツアーで、今年で7回目。自身の曲だけでなく、「新御三家メドレー」と題し、西城秀樹や郷ひろみのカバーも披露する。山内は「熱唱ライブも今年で7年目を迎えました。皆さんのおかげで、日本各地をくまなく回る全国ツアーに成長しました。これまでの初日のステージに比べれば出来がいいのは確かですが、まだ完成はしていない。ファイナルには完成度の高いものを見せたい」と意気込んだ。

 このツアーが終わると、10月には全国の主要都市を回るコンサートツアーを開催予定。東京公演は東京国際フォーラムAで行われる。昨年と同じ会場だが、ここは約5000人を収容する大規模な会場で知られる。音楽関係者は「このフォーラムAを演歌歌手で埋められるというと、ホントに数えるほど。その中の1人に山内が入っている。若手演歌歌手の中では頭一つ抜けた存在になったともいえる」と指摘する。

 先月発売した新曲の「さらせ冬の嵐」には特別な思いも込められているという。山内は「この歌が一番ハマるのが年末。紅白のステージで雪を降らせたい。紅白で雪といえば北島三郎さんの『風雪ながれ旅』。あの雪が舞い降りてくるのは、歌い手としては夢です。『今年の雪はオマエだ!』と言ってもらえるように頑張りたい」と野望を語った。

 前出の関係者は「ファンの評判はもちろんですが、スタッフも揃って『この曲は山内の代表曲になるかも』と鼻息が荒い」と明かす。昨年まで3年連続出場している紅白の舞台で、雪の中でこの新曲を披露するつもりだ。