関東地区で初回視聴率10・2%でスタートし、第6回まで右肩上がりを続け13・6%まで上昇したTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)の第7話(22日放送)が関東地区では第6回と同じ13・6%だったが、名古屋地区(CBCテレビが放送)の平均視聴率が20・0%を記録。CBCテレビ放送のドラマとしては「下町ロケット」最終話(2015年12月20日放送=26・5%)以来の20%到達を果たした。

 ドラマは職なし、彼氏なし、居場所なしの主人公みくり(新垣結衣=28)と恋愛経験ゼロの独身サラリーマン・津崎(星野源=35)との契約結婚をテーマにした社会派ラブコメディー。名古屋地区では初回13・8%でスタートすると、第5話では19・2%を記録。第6話で18・6%と視聴率を落としたものの、今回ついに20%の大台を突破し、名古屋地区での“ガッキー人気”の高さを証明した。

 エンディングでガッキーら出演者が踊る「恋ダンス」が「かわいい」と話題になっているが、CBCテレビでは他の系列局に先駆けて10月28日から同局アナウンサーたちが踊る“恋ダンス動画”を公開。現在、約25万回の再生回数を記録している。「ダンスに参加した永岡アナや若狭アナらが“なりきり星野源”で注目されました。各アナがそれぞれのラジオの持ち番組で話題にし、リスナーの間でも人気になっているようです」(CBC広報宣伝部)ということも名古屋地区での高視聴率につながっているようだ。

(数字はすべてビデオリサーチ調べ)