テレビ東京が社運かける「共演NG」…合言葉は「ドラマ枠をなくすな!」

2020年11月16日 15時59分

中井貴一(左)と鈴木京香

 秋元康氏が企画・原作を担当したテレビ東京系ドラマ「共演NG」(毎週月曜22時)次第で、テレ東からドラマが消えてしまう!?

 読売新聞の記者が独断で採点する「連ドラ座談会」(11月2日=夕刊)で、今期クールのドラマランキングで、第1位を獲得した「共演NG」。朝日新聞(11月14日=夕刊)の同様の企画でも同ドラマは、2位の「35歳の少女」(日本テレビ系)にダブルスコア以上の差で1位に輝いた。

 同ドラマは、弱小テレビ局「テレビ東洋」の社運をかけた大型連続ドラマが舞台。25年前に破局し、〝共演NG〟となった中井貴一(59)と鈴木京香(52)演じる大物俳優同士が共演することになったら――という「業界のタブー」を扱う。共演として山口紗弥加、斎藤工、リリー・フランキー、猫背椿ら豪華俳優陣も顔を揃える。

〝弱小テレビ局〟テレ東が社運をかけているだけに、ドラマの高評価に局内も沸きに沸いているというが、あるテレ東関係者は冷静に指摘する。「劇中の『テレビ東洋』もそうですが、実際のテレビ東京も『共演NG』級の話題作が出ないと、ドラマ枠がなくなる危機に瀕している。つまり、池の水を抜く番組か、バスや鉄道の旅か、経済番組ばかりになってしまうので、『ドラマ枠をなくすな!』と全社員が背水の陣で臨んでいる」

 低予算の制約を逆手に取った番組作りでたびたび話題作を世に送り出してきたが、ドラマに関しては思い浮かばない。

「共演NG」で〝ドラマのテレ東〟を印象付けることができるか。