吉沢亮 初の大河主演を前に〝不吉データ〟…数字の取れない近代、8月公開映画が惨敗

2020年09月15日 11時30分

大河主演が試金石となる吉沢亮

 もしかするとダメかも!? そんな話がちらほら出始めたのが、来年放送予定のNHK大河ドラマ「青天を衝け」だ。主演は今をときめく吉沢亮(26)だ。だが、その吉沢が主演して先月末に公開となった映画「青くて痛くて脆い」があまりにも不人気で、来年の大河は大丈夫か?との声が上がり始めているという。

 明智光秀を主人公に、長谷川博己が主演の今年の大河ドラマ「麒麟がくる」はコロナ禍で放送中断があったが、悪くない視聴率を維持している。

「大河では“鉄板”の戦国モノ。長谷川の演技も評判ですし、コロナの影響で撮影が難しいという点を考えても、及第点以上は取っている」と芸能プロ関係者。初回の19・1%(関東地区、以下同)から一時は13・2%まで落ちたが、このところはおおむね15%前後と安定している。

 ただ、その好調な大河の流れを打ち消すのでは?といわれているのが来年の「青天を衝け」だ。

 題材は「日本資本主義の父」と呼ばれ、新1万円札に描かれることとなった実業家・渋沢栄一だが「大河では数字の取れない近代もの。昨年の『いだてん』もそうでしたが、東京五輪を題材にして、内容的には悪くなかったのに、数字がついてこない。『青天を衝け』にも同じ不安がささやかれています」と同関係者は言う。

 すでにこうしたマイナス要素のある中、大抜てきされたのが吉沢だ。吉沢といえば、昨年公開された映画「キングダム」が大ヒットし、数々の助演男優賞を獲得したのが記憶に新しい。同関係者は「今年はCM、映画などノリにノッている吉沢ですから、このタイミングでの起用は絶妙かもしれません。でも、これまで大河に出演した経験はゼロ。それがいきなり主役に大抜てきですから、不安はもちろんあるでしょう。さらに追い打ちをかけているのが、公開された主演映画なんです」。

 それが先月末に公開された「青くて――」だ。

 同映画は、2017年に「キミスイ」と呼ばれ大ヒットした映画「君の膵臓をたべたい」の著者・住野よる氏が描く5作目のベストセラー小説が題材となっている。吉沢と杉咲花のW主演だ。

 ある映画関係者は「ベストセラー小説の映画化で『キングダム』の吉沢ですからね。作品の出来は悪くないし、注目度は高い。ヒットは間違いないだろうといわれていました。それがフタを開けてみれば厳しい状況のようですね」。

 初週の興行収入ランキングが8位と振るわず、吉沢らはメディア露出を増やし、巻き返しを図っていたが、翌週は9位。3週目にはトップ10圏外となってしまった。

 前出の芸能プロ関係者は「当然、出演した映画、テレビがすべて当たるわけではないので、多少、出演作がコケたくらいでは、本来、何の問題もないのでしょう。でも、吉沢の場合、あまりこれという実績があるわけでもない中での大河への大抜てきですからね。大丈夫かと言いたくなるのも分からなくもない」と指摘する。今年の「麒麟がくる」が好調なだけに、大きな差が出なければいいが。 (本紙取材班)
 (視聴率はビデオリサーチ調べ)