NHKは9日、大河ドラマ「麒麟がくる」の収録を30日から再開すると発表した。

 同ドラマは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月1日から収録を休止しており、今月7日に放送された「決戦!桶狭間」を最後に、14日の放送から休止することが決まっている。放送再開は未定だが、関係者によると「越年してでも最終話までやりきる」という。

 主演の明智光秀役を務める長谷川博己(43)は「この流れを一度止めてしまうのは誠に心苦しいのですが、ご存じのように撮影も休止中で撮りためたものがない状況となっております。ただ、撮影再開のメドは立っており、その日に向かい、スタッフ・キャスト一同、安全面を十分考慮した上で準備しております。全44回何とか放送していきたいと思っております」とドラマを全うする意欲を見せている。