女優の仲間由紀恵が主演し、嵐の松本潤らが出演した日本テレビ系の連続ドラマ「ごくせん」が本紙既報通り、6月3日から再放送されることが発表された。この再放送決定に盛り上がる一方、ファンからは第2シリーズの再放送を熱望する声も上がっている。

 3日から2週にわたって放送される「ごくせん」は、2002年に放送された第1シリーズ。松潤のほか小栗旬、松山ケンイチ、ウエンツ瑛士といった豪華な面々が出演している。全12話放送され、平均視聴率は17・4%。松潤の出世作ともいわれた作品の再放送にファンも喜んでいる。本紙は19日発行の紙面で「6月3日から『ごくせん』を放送する」といち早く報じた。ただ「『ごくせん』なら第2シリーズでしょう」という声も根強い。

 第2シリーズは05年に放送され、ジャニーズからはKAT-TUNの亀梨和也と赤西仁(現在は退所)が出演。全10話で平均視聴率が28・0%、最終回にいたっては32・5%という今では考えられないような数字を叩き出した。

 数字だけ見ても、再放送を望む声が出るのは当然だが、それに加えて現在、再放送中の「野ブタをプロデュース。」の効果もあるという。

 ある制作会社関係者は「再放送されてから高視聴率で何かと話題の『野ブタ』には、若いころの亀梨が出ている。そのためファンからは、“赤西、亀梨が出演している『ごくせん』も見たい!”という声が強かった。まだKAT-TUNとしてデビューする前でしたが、あのころの“仁亀ブーム”はハンパではなかったですから。もう一度見たいと思う人が多いのもうなずけます」と指摘する。

 この第2シリーズを今、再放送したらどのくらいの数字を叩き出すのだろうか?(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)