「麒麟がくる」初回視聴率19・1% 沢尻の代役・川口春奈効果どこまで続く

2020年01月21日 17時00分

川口春奈

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が19日にようやく初回を迎え、視聴率は堂々の19・1%を獲得。前作の「いだてん~東京オリムピック噺~」の初回15・5%を大きく上回る好発進となった。

 周知の通り「麒麟――」は、謎多き戦国武将・明智光秀の生涯を描いたもの。光秀を演じる長谷川博己、京の医師・望月東庵役の堺正章、戦災孤児で東庵を手伝う駒役の門脇麦らの確かな演技が、高視聴率に反映したのは間違いないところ。

 だが、視聴者の興味は別のところにもあったはず。それは、薬物事件の影響で降板した沢尻エリカ被告(33)に代わって斎藤道三の娘・帰蝶役に抜てきされた川口春奈(24)だ。どんな演技をするのかとチャンネルを合わせた視聴者が、少なからずいたに違いない。

 ある制作会社関係者は「川口は時代劇未経験。その所作から学ばないといけないとあって、かなり心配されていた」。しかも、川口といえば、過去に主演を務めたドラマが低視聴率で、打ち切りになったこともあった。同関係者は「そんなマイナス要素もあったので、放送前から視聴者の注目度は高かった」という。

 その川口は、第1話の終盤に登場。道三に向かって「父上が戦を始めると聞き、馬を飛ばして帰ってまいりました」といったシーンがあった。

「川口のシーンは一瞬でしたが、ネットでは『もう代役じゃない』『川口春奈ちゃんでよかった』といった擁護する声の一方で『沢尻の帰蝶を見たかった』といった書き込みも見られました。『帰蝶』というのも一時、ツイッターのトレンド上位に入るくらいでしたから、視聴率を押し上げる要因にはなったのでは」と前出の関係者。

 ただ“川口効果”はいつまでも続かない?

「『いだてん』が一気に数字を落としたように、面白くないと視聴者が判断すれば、すぐに離れていきますから、本当の勝負はこれからでしょう」と同関係者。高視聴率をキープし続けられるか。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)